博多駅周辺で、仕事の合間や予定の前に、ひとりで静かに過ごせる場所を探していませんか。駅前は人が多く、落ち着ける場所はなかなか見つかりません。
そんな方におすすめしたいのが、博多駅前の「明治公園」内にある都市型スパ「TOTOPA博多駅前店」です。
私は日曜日の昼前、休日の予定の前に初めて訪れました。結論からお伝えすると、駅前で2時間を贅沢に過ごし、心身をリセットできる施設でした。一方で、事前に知っておくと安心な点もあります。
本記事では、実際の体験をもとに、魅力と注意点を詳しくご紹介します。
TOTOPA博多駅前店とは?ブランドの背景
サウナシュラン全国1位ブランドの2号店
TOTOPAは、東京建物グループが展開する都市型スパブランドです。温浴施設「おふろの王様」で培われた運営ノウハウが生かされています。
1号店の「TOTOPA都立明治公園店」(東京都新宿区)は、サウナシュランで2024年度に全国1位、2025年度に全国5位を受賞しました。サウナシュランとは、全国のサウナ施設から注目の施設を選び表彰するアワードです。
博多駅前店は、TOTOPAの2号店であり、九州初出店です。2026年8月7日に開業しました。
ととのえ親方がサウナをプロデュース
サウナのプロデュースは、サウナクリエイティブ集団「TTNE」のととのえ親方(松尾大氏)が手がけています。
コンセプトは「樹をあじわうサウナ」です。アラスカ産で樹齢800〜1000年とされるウエスタンレッドシダー(ヒノキ科の針葉樹)の大径木1本を、余すところなく使い切っています。
博多駅から徒歩5分。アクセスと入館方法
地下鉄改札から地下通路で約5分
私は地下鉄空港線を利用し、次のルートで向かいました。
- 地下鉄空港線「博多駅」で下車
- 博多改札口を出る
- 博多駅前通りの地下通路を進む
- 西21番出口から地上へ
- 地上から徒歩で店舗へ
地下鉄の改札を抜けてから店舗の前まで、約5分でした。公式では「博多駅から徒歩3分」と案内されていますが、改札からの実測は5分ほどと考えておくと安心です。地下通路を通るため、雨の日でも濡れる距離が短く済みます。
博多駅の喧騒を抜けると、緑の広がる「明治公園」が現れます。園内の店舗棟を上がった先に、TOTOPA博多駅前店の静かな空間が待っています。

入館にはLINEでの会員登録が必要
入館には、LINEでの会員登録が必要です。一見手間に感じますが、登録しておくと入館から退館時のお会計までスムーズに進みます。
受付はセルフ方式で、ゲートに会員証のQRコードをかざして入館します。退館時は精算機で同じQRコードを読み込み、お会計を済ませます。支払いはキャッシュレスのみなので、ご注意ください。

料金(2026年10月時点)
| 区分 | 料金(税込) |
|---|---|
| 平日 | 2時間 2,480円 |
| 土日祝・特定日 | 2時間 2,980円 |
| 延長 | 30分ごとに500円 |
料金にはタオル・アメニティ・ソフトドリンク飲み放題が含まれます。料金は変更される可能性があるため、来店前に公式サイトをご確認ください。
木に包まれる館内体験
香りと色が迎えてくれるエントランス
店内に入ると、ハーブやウッドを思わせるほのかな香りに包まれます。受付からロッカー室にかけては、白とナチュラルブラウンを基調とした明るい空間です。初めての来店でも、安心して足を踏み入れられました。

ロッカー内には、Ankerの充電ケーブルが備え付けられています。サウナを楽しむ間にスマートフォンを充電できるのは、働く人にとって心強いポイントです。
明るいロビーから、落ち着いた浴室へ
浴室に入ると、雰囲気は一変します。木と石の茶色に電球色の照明が重なり、温かみのある落ち着いたトーンの空間です。多治見タイルの茶色のグラデーションも、空間に深みを与えています。
驚いたのは、排水溝の蓋まで茶色で統一されていたことです。浴場全体の色味を損なわないよう、細部まで配慮されていると感じました。
洗い場:木桶と木の香りのシャンプー
洗い場の洗面器は木桶で、椅子も木製です。オリジナルのシャンプーやボディソープからも木の香りが漂います。
館内にナイロンタオルはなく、体はボディタオルで洗います。すると、タオルにほのかに木の香りが移ります。そのタオルを持ってサウナ室に入ると、木の香りをもう一度楽しめました。

サウナ室:丸太小屋のような空間で94〜96度
サウナ室は、天井から床まで木で仕上げられた、まさに木の空間です。入ってすぐに目を引くのは、大きな切り株のような姿をしたサウナストーブです。公式発表によると、ストーブには樹皮が巻き付けられています。
その様子は、丸太小屋でストーブの温もりに包まれているような感覚でした。訪問時の室温は94〜96度ほどです。温かみのある空間でありながら、しっかりとした熱さで汗を流せます。
水風呂・外気浴へ続く無駄のない動線
浴場は決して広くはありません。しかし、サウナから水風呂、外気浴へと無駄なく移動できる動線が考え抜かれています。浴場内には、サウナ・水風呂・41度の浴槽があります。

水深120cm、頭まで潜れる水風呂
水風呂は、とても満足度の高いものでした。訪問時の水温は14度ほどで、しっかりと体が冷えます。
深さは120cmあると案内されており、肩までしっかり浸かれます。その深さから、頭まで潜ってよい水風呂として作られているそうです。周りを気にせず潜れるのは、TOTOPAならではの面白さだと感じました。
広さも十分にあるため、水風呂の順番待ちはほとんど発生しないと感じました。サウナから出て、すぐに水風呂へ入れるのは大きな魅力です。
博多駅の目の前という立地ながら、外気浴を楽しめる工夫も施されていました。内気浴スペースでは、ソフトドリンクやお茶、レモン入りのデトックスウォーターが飲み放題です。
パウダールームとアメニティ
パウダールームには、ReFaのドライヤーが設置されています。化粧水と乳液は無印良品のものです。ハンドソープは無印良品の精油の香りのシリーズ(ヒノキ・ラベンダー)でした。ここでもヒノキの香りに出会え、木へのこだわりが館内の随所に行き届いています。

| 館内にあるもの | 持参すると安心なもの |
|---|---|
| タオル・ボディタオル | ナイロンタオル(使い慣れた方) |
| シャンプー・ボディソープ | 櫛・ブラシ |
| ReFaのドライヤー | ― |
| 化粧水・乳液・ハンドソープ | ― |
| ロッカー内の充電ケーブル | ― |
実際に使って感じた魅力と惜しい点
休日でも静かに過ごせる空気
私が訪れた日曜日の昼前は、利用者のマナーが非常に良く、皆さん静かにサウナを楽しんでいました。会話の少ない落ち着いた空気の中で、自分のペースで過ごせます。
惜しい点:櫛・ブラシがない
一点惜しいと感じたのは、パウダールームに櫛やブラシが見当たらなかったことです。仕事の合間に立ち寄る場合、身だしなみを直してから職場に戻りたい方も多いはずです。櫛を1本持参しておくと安心です。
働く人にすすめたい利用シーン
ロッカー内のAnkerの充電ケーブルは、スマートフォンとPCの充電に対応しています。サウナを楽しんでいる間に、仕事道具の充電を済ませられます。

着替えた後は、木の輪切りが飾られたラウンジでひと休みできます。カウンター席にはコンセントが備わっています。

| シーン | おすすめの使い方 |
|---|---|
| 平日の仕事終わり | 23時まで営業しているため、帰宅前に立ち寄れる |
| 仕事の合間・移動前 | 充電しながら2時間でリフレッシュできる |
| 休日の予定前 | 心身をリセットしてから予定に向かえる |
退館後は屋上で余韻を
TOTOPAが入る明治公園内の店舗棟は、屋上が共用の広場「空のにわ」になっています。屋上では、木のアロマがほのかに香っていました。おそらく、TOTOPAの換気口から流れてくる香りだと思います。

サウナで温まった体で外の空気に触れながら、館内と同じ木の香りに包まれる時間は格別です。退館後に余韻に浸る場所として、ぜひ立ち寄ってみてください。
まとめ
TOTOPA博多駅前店は、博多駅前で2時間を贅沢に過ごせる施設です。
- ととのえ親方プロデュースの「樹をあじわうサウナ」
- 天井から排水溝の蓋まで、木の空間へのこだわり
- 水温14度ほど・水深120cmで、頭まで潜れる水風呂
- 地下鉄改札から地下通路で約5分のアクセス
- 充電ケーブル・ドリンク飲み放題など働く人にうれしい設備
- 入館にはLINE登録が必要、櫛は持参が安心
こだわりのアメニティと空間に包まれ、心身ともにほぐされて自分をリセットできました。仕事の合間や休日の予定前に、自分だけの時間を持ちたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | TOTOPA博多駅前店 |
| 所在地 | 福岡市博多区博多駅前三丁目24番3号 明治公園内店舗棟3階・4階 |
| フロア | 3階:男性/4階:女性 |
| 営業時間 | 8:00〜23:00(最終受付22:00) |
| 定休日 | 年中無休(メンテナンス休業等を除く) |
| アクセス | 地下鉄「博多駅」博多改札口から徒歩約5分(筆者実測) |
| 支払い | キャッシュレスのみ |
| 公式サイト | https://totopa.jp/hakata/ |
※掲載情報は2026年10月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
