基本的なサウナの入り方を紹介します。
サウナでは、リラックス効果、疲労回復、美容効果…など、様々な効果が得られます。
正しい入浴方法で効果あるサウナを楽しみましょう。
サウナとは、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)を1setとする入浴方法で、これを3set繰り返すのが基本です。
詳しく説明していきますね!
サウナに入る前に
水分補給
浴室に入る前に十分な水分補給を済ませておきましょう。
サウナでは大量の汗がでます。
脱水症状を防ぐため、また何より、サウナで気持ち良く汗をかくために、しっかり水分を補給しておきます。
身を清める
全身をキレイに洗います。
頭も体もしっかり洗い清潔な状態にしておきましょう。
全身の汚れを落とすのは当然のマナーです。
また、皮膚の汚れが落ちることで汗腺が開き、汗が出やすくなります。
サウナ
サウナ室に入ります。
入浴時間は6分〜12分程度が目安となりますが、決まりはありません。
その日、その時の体調や気分と向き合いながら、サウナ室内でゆっくり、無理なく過ごします。
サウナ室内は座る位置によって温度が変化します。
高い位置になるほど温度は高くなり、逆に低い位置では温度も低くなります。
座った位置を熱すぎると感じた場合は低い位置へ移動しましょう。
水風呂
サウナ室を出たら水風呂に入ります。
「サウナの主役は水風呂」と言われるほど。慣れるととても気持ちが良いんです。
水風呂に入る前は必ず汗を流しましょう。
初心者の方は、心臓から離れた手や足の先から徐々に水をかけ、最後に頭から水をかぶり汗を流すようにすると、心臓への負担が少なく水の温度に慣れやすくなると思います。
かけ湯やシャワーで流すのもお勧めです。
いずれにしても、きちんと汗を流すのがマナーです。
時間の目安は1分〜2分程度です。
こちらもその日その時の体調に合わせて入浴時間を調整してください。
入った直後は冷たいと感じますが、じっとしていると数秒で慣れます。
火照った体を冷ますのはとても気持ちがいいですよ。
外気浴(休憩)
水風呂から上がったら、体の水気を軽く拭き取り休憩します。
目安時間は5分〜10分程度で、できれば外気欲がおすすめです。
休憩も時間はお好みに合わせて調整してください。
サウナに入って血管が拡張して→水風呂でいっきに縮小する→休憩中にじんわり元に戻っていく。
この繰り返しで自律神経が整っていきます。
サウナのリラックス効果の大きな要因はこの過程にあると思います。
そんなリラックス状態にある時の外気浴は感覚が敏感で、風や季節の空気を心地よく感じます。
この『サウナ→水風呂→外気浴』を3回繰り返すのが基本です。
最低限のマナーと注意事項
無理をしない
体調を最優先に無理なくサウナを楽しみましょう。
具合が良くないのなら控える、サウナ室で我慢し過ぎない、水風呂で気合いを入れ過ぎない…
自分と向き合いながら楽しむのがサウナです。
周囲へ配慮する
サウナで自分と向き合う。心身をととのえる。思考を整理整頓する…など
『自分ひとり』の時間をサウナで過ごす方がほとんどだと思います。
・身を清める
・大きな声で話さない
・サウナ室内でタオルを絞らない
・水風呂ではしっかり汗を流す
・施設のルールを守る など
周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
泥酔状態や満腹時の利用は控える
泥酔状態でのサウナは危険なので絶対にやめましょう。
また、サウナでお酒が抜ける事はありません。
満腹状態でのサウナは十分な効果が得られないばかりか、体調を崩すことがあります。
食後は1時間以上経って入浴するのがよいでしょう。
何より、食事もお酒も、味覚が敏感になるサウナの後が断然おすすめですよ!
最後に
サウナの基本をご紹介しました!いかがでしたか?
これまで何となく入っていた。そんなサウナに変化が訪れるきっかけになればとても嬉しいです。
決まりがなく、その時々の自分に合わせて楽しめて、奥が深い。
それがサウナです。
ご自身に合ったスタイルでサウナを楽しんでください!
機会があれば、九州のサウナ施設や、おすすめのサウナグッズなども紹介したいと思います。
それではまた!