【はじめに】飲酒運転は、絶対にしない・させない。はしご酒は、電車・地下鉄・バスなどの公共交通機関で楽しみましょう。お酒を楽しむ記事だからこそ、最初にこのことをお伝えします。
「立ち飲み屋のはしご酒に興味はあるけれど、どう楽しめばいいのだろう」。そう感じている方に向けた体験記です。一人でふらりと立ち寄る方にも、仲間や同僚と連れ立って出かける方にも、参考にしていただける内容をまとめました。
福岡市内の立ち飲み屋をめぐるイベント「TACHINOMIST11(タチノミスト11)」が、2026年10月30日に始まりました。私は初日の夜、仕事終わりに博多駅から参加しました。今回の目標は、3軒をはしごしてオリジナルのサコッシュを手に入れることです。
タチノミストは参加のハードルが低く、一人でも、複数人でも気軽に楽しめるイベントでした。気の合う仲間と店を巡るのはもちろん、一人で参加しても、見知らぬ参加者と自然に会話が生まれます。この記事では、博多駅スタートのはしご酒の様子を、混雑状況や価格とあわせて紹介します。

TACHINOMIST11とは?参加方法は「一言伝えるだけ」
TACHINOMIST(タチノミスト)は、福岡市内の立ち飲み屋をはしごして楽しむスタンプラリー形式のイベントです。今回で11回目を迎えます。福岡市内103店舗に韓国の10店舗が加わり、過去最多となる113店舗が参加しています。
参加方法はとてもシンプルです。参加店舗で「タチノミストで来ました!」と伝えるだけで参加できます。予約やチケットの購入は必要ありません。かかる費用は、お店での飲食代のみです。
| イベント名 | TACHINOMIST11(タチノミスト11) |
| 開催期間 | 2026年10月30日(金)〜11月15日(日)の17日間 |
| 参加店舗数 | 113店舗(福岡市内103店舗+韓国10店舗) |
| 参加費 | 無料(各店舗での飲食代のみ) |
| 参加方法 | 参加店舗で「タチノミストで来ました!」と伝える |
| 主催 | 株式会社Thinkingfor |
| 公式サイト | https://souptruck-megusta.com/tachinomist/ |
福岡PARCOとのコラボ「Hey! KANPAI!」
今回は、2027年2月に閉館を迎える福岡PARCOとのコラボ企画も行われています。キーワードは、閉館への感謝と乾杯を掛け合わせた「Hey! KANPAI!」です。スタンプ台紙の表紙にも、このロゴが大きく描かれています。
福岡PARCOの館内には、「Hey! KANPAI!」のポスターがずらりと並んでいました。ポスターには「福岡PARCOラストイヤー×タチノミスト 一度限りのコラボレーション」の文字があります。閉館を控えるPARCOとの、今回だけの企画であることが分かります。協賛には、いいちこやサントリー、キリン、アサヒ、サッポロなど、多くの酒類メーカーが名を連ねています。

九州の玄関口・博多駅からはしご酒をスタート
仕事帰りにそのまま参加できる立地
19時過ぎに仕事を終え、博多駅に到着しました。訪れた日の博多駅では、恒例のクリスマスイルミネーションの飾り付けが進んでいました。点灯を待つ駅の様子に、街の華やぎを感じながらのスタートです。

博多駅は、多くのビジネスパーソンが通勤に使う九州の玄関口です。仕事帰りにそのまま参加できるため、はしご酒の出発点として恵まれた立地だと感じました。駅の周辺には参加店舗も集まっています。
初日19時の人気店は満席、待ち列も
最初に向かったのは、博多駅デイトス内の「ニューコマツ」です。到着した19時の時点で、店内は満席でした。店頭に並ぶ簡易テーブルも埋まっています。さらに、スタンプ台紙を手にした待ち列が、およそ10名ほどできていました。
待ち列は2名ほどのグループが中心でした。仕事帰りとみられる女性の姿が多かったことも印象的です。「立ち飲みは男性の世界」という先入観は、ここでは当てはまりませんでした。
店頭には、手書きの「TACHINOMIST諸君!!」という看板が置かれていました。主な内容は次のとおりです。
- スタッフにタチノミスト参加を伝える(カウンター席に座るとスタンプは押せない)
- 参加者は必ずワンドリンクを注文する
- スタンプカードは会計時に出す(1人1枚。来店していない人の分は押せない)
- 系列店の「FUKUOKA CRAFT BREWING with COMATSU」へハシゴする(ニューコマツから約30秒)
看板自らが、近くの系列店へのハシゴをすすめています。混雑時の回り方として、とても親切な案内です。ルールを守って楽しむことが、イベントを長く続けることにもつながります。

実際に回って分かった、混雑時のポイントは次のとおりです。
- 開催初日の金曜夜は、駅ナカの人気店に待ち列ができる
- 満席の場合は、近くの別の参加店舗に切り替えると効率的
- 台紙の店舗リストで、同じエリアの候補を事前に確認しておくと安心
1軒目:FUKUOKA CRAFT BREWING with COMATSU
1軒目は、デイトスアネックスにある「FUKUOKA CRAFT BREWING with COMATSU」に決めました。ニューコマツの系列店です。店内には10名ほどのお客様がいて、ほぼ満席でした。ただし、待ち列はありません。

店頭での缶ビール購入でも台紙とスタンプがもらえた
この店では、店内での飲食だけでなく、店頭でのお酒の購入もスタンプの対象でした。購入時にスタンプ台紙も受け取れます。私は缶ビールを購入し、1軒目のスタンプをいただきました。なお、この対応は店舗ごとに異なる可能性があります。各店で確認することをおすすめします。

COMATSU Pale Aleの味わいと価格
選んだのは「COMATSU Pale Ale(コマツ ペールエール)」です。ニューコマツとFUKUOKA CRAFT BREWINGのコラボラベルで、店頭のポップによると、柑橘系ホップの香りと心地よい苦味のバランスを考えたオリジナルレシピとのことです。
| 商品名 | COMATSU Pale Ale |
| アルコール度数 | 5% |
| 苦味/香り(店頭表示) | ★★☆/★★☆ |
| 価格(持ち帰り) | 660円(税込) |
| 価格(店内) | 990円(税込) |
持ち帰りは店内より330円安く、それでもスタンプを押してもらえます。混雑時や、軽く1杯だけ楽しみたいときに便利な選択肢です。
博多駅で缶を開けると、まず華やかな香りが広がりました。続いて、ビールらしいしっかりとした苦味と喉越しが来ます。香りと苦味のバランスがよく、私好みの一本でした。ポップの説明どおりの味わいです。
すでにサコッシュを手にした参加者との会話
店頭では、この店が4軒目だという女性の参加者もビールを購入していました。彼女はすでにサコッシュを手にしていました。「何軒目ですか」という話から、自然と会話が始まります。
店頭購入で台紙をもらったことを伝えると、「1軒目から裏技対応ですね。楽しんできてください」と声をかけてもらいました。サコッシュ獲得までのハードルは、思っていたより低いようです。
同じ台紙を持っているだけで、知らない人と会話が生まれます。この気軽な交流も、タチノミストの楽しみの一つだと感じました。
台紙の左上は、偶然にも1軒目の店でした
スタンプ台紙を開くと、一番左上の枠が「FUKUOKA CRAFT BREWING」でした。台紙は「博多」「今泉・警固」「大名」などのエリア別に店名が並んでいます。
気になったので、2軒目の店で確認してみました。台紙の並び順は1軒目と同じで、店員さんからも「どの店でも同じ並び」との回答をいただきました。ほかのお客様の台紙も、並び順は同じでした。すべての台紙を確かめたわけではありませんが、並び順はおそらく共通だと思われます。
そうだとすれば、100を超える参加店の中から、偶然にも台紙の一番最初の枠の店を1軒目に選んでいたことになります。最初のスタンプが最初の枠に収まる、うれしい偶然でした。幸先の良いスタートに、思わず心が弾みました。

| 店名 | FUKUOKA CRAFT BREWING with COMATSU |
| 場所 | 福岡市博多区博多駅中央街1-1 DEITOS ANNEX(デイトス アネックス)1階 |
| 営業時間 | 11:00〜翌2:00(公式アプリの表示) |
| 台紙のエリア | 博多 |
博多駅から天神へ、夜の福岡を歩いて2軒目を探す
目指すのはPARCOのある天神
19時50分、博多駅を出発しました。缶ビールを片手に、次はどの地区のどの店にしようかと考える時間も、はしご酒の楽しみの一つです。決めたのは、天神を目指すことでした。今回は閉館を控える福岡PARCOとのコラボ企画です。その舞台となる天神で、3軒目を迎えたいと考えました。
店探しには、公式アプリ「タチマップ」を使いました。地図上で参加店舗を確認しながら、気になる店へ向かえます。
国体道路沿いは、福岡らしい夜景を楽しめる道のり
博多駅から天神までは、国体道路沿いを歩きました。キャナルシティ博多の前を通り、福岡一の繁華街・中洲を抜けます。春吉橋を渡ると、天神はもうすぐです。時間は少しかかりますが、歩くのが苦にならない方や、時間に余裕がある方にはおすすめのルートです。

| 区間 | 主な見どころ |
|---|---|
| 博多駅〜キャナルシティ博多 | 国体道路沿いの街並み |
| キャナルシティ博多〜中洲 | 福岡一の繁華街のにぎわい |
| 中洲〜春吉・天神 | 春吉橋から眺める那珂川の夜景 |
常連客への配慮を感じた春吉の一軒
春吉で2軒目の候補にした店は、多くのお客様でにぎわっていました。店頭には、タチノミストをきっかけに来店する客向けの、利用制限を知らせる張り紙がありました。普段から通う常連客への配慮だと感じます。立ち飲み屋が、地域の日常に根付いた店であることが伝わる場面でした。この店は、別の機会に改めて訪れることにしました。
イベントに参加する際は、お店のルールや常連客への敬意を大切にしたいものです。
2軒目:stand GRETEL
20時15分、天神南駅と春吉の間、渡辺通にある「stand GRETEL(スタンド グレーテル)」に入りました。博多駅からは、店探しを含めて約25分です。


1,000円の「タチノミストセット」を注文
注文したのは、店内の黒板に書かれていた「タチノミストセット」です。内容は次のとおりです。
| 価格 | 1,000円 |
| 内容 | おつまみ4種+ドリンク1杯 |
| 選べるドリンク | 角・デュワーズ、生ゆずサワー、芋・麦・米焼酎、ソフトドリンクなど |
| 追加料金 | +100円で生ビールまたはワインに変更可能 |

ドリンクは芋焼酎を選びました。銘柄は、宮崎県都城市の霧島酒造が造る「黒霧島」です。焼酎の選択肢に芋・麦・米が並んでいるところに、九州らしさを感じます。
おつまみは、チーズをのせたクラッカー、ファルファッレ(蝶の形をしたパスタ)の香草あえ、生ハムでチーズを包んだ一品、パテのような一品の4種です。どれもしっかりとした味付けで、お酒が進みます。中でも気に入ったのは、生ハムでチーズを包んだ一品でした。
正直な感想:おいしいからこそ、単品注文がおすすめ
正直にお伝えすると、セットの内容は、お酒好きの私には少し物足りませんでした。1杯のお酒の量も、おつまみの量も控えめです。
立ち飲みの世界には「せんべろ」という言葉があります。1,000円でべろべろに酔えるほど、安く飲める店を指す言葉です。その基準と比べると、私の感覚では、このセットは少し割高に感じました。
一方で、おつまみの味はどれも満足できるものでした。料理がおいしい店だからこそ、好きなお酒と料理を単品で頼むほうが、満足度は高いと思います。黒板には、ワインを単品で注文すると、おつまみ2種がサービスになるという案内もありました(1人1回)。店頭の看板にも「1杯からでもどうぞ!」と書かれています。
壁の黒板メニューを見ると、一品の価格は300円前後が中心です。例えば、次のような料理が並んでいます。
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| 幸せファルファッレ | 264円 |
| 椎茸チップス | 297円 |
| 生ハムバスク | 308円 |
| まぐろ酒盗 | 319円 |
| 和牛ローストの山葵和え | 528円 |
| チーズ盛り合わせ | 539円 |
好きなお酒1杯に、気になる料理を2品ほど組み合わせるだけでも、十分に楽しめる価格帯です。読者の皆さんには、メニューを見ながら単品で注文する楽しみ方をおすすめします。

今回は3軒のはしごが目的のため、20時30分に店を出ました。滞在は約15分です。立ち飲み屋として、とても良い店だと感じました。次はゆっくりと単品で楽しみに、改めて訪れたいと思います。
| 店名 | stand GRETEL(スタンド グレーテル) |
| 公式アプリでの表記 | stand GRETEL天神南 |
| エリア | 天神南(渡辺通) |
| 住所 | 福岡市中央区渡辺通5-1-26 アローマンション103号館 105 |
| アクセス | 地下鉄七隈線 天神南駅から徒歩約3分 |
| 営業時間 | 平日18:00〜25:00、土日祝15:00〜25:00(店頭の表示) |
| 注文内容 | タチノミストセット(1,000円) |
| 滞在時間 | 約15分(20時15分〜20時30分) |
3軒目:天神イナチカの「INACHIKA stand」でサコッシュを獲得
天神ビッグバンの中心で、締めの1杯
3軒目に選んだのは、天神ビジネスセンターの地下2階「天神イナチカ」にある「INACHIKA stand(イナチカスタンド)」です。天神イナチカは「TENJIN Gourmet Street」とも掲げられた、ジャンルの異なる飲食店が集まるフロアです。天神ビジネスセンターは、福岡市が進める再開発プロジェクト「天神ビッグバン」を象徴するビルの一つです。到着時は満席でしたが、少し様子を見て入店できました。

店のコンセプトは「Cafe Meets Cocktail(カフェとカクテルの文化融合)」です。ドリンクはカクテルやクラフトビールが中心で、カフェメニューもあります。ショーケースから好きな商品を選び、カウンターへ持って行くと、その場で飲めるスタイルです。フードはスナック菓子やチョコレート、ポテトチップスなどの軽食です。食事とお酒をある程度済ませた後に、ゆっくり語らいながら飲むのに最適な店だと感じました。
タチノミスト期間中は、専用のドリンクメニューが用意されていました。
| メニュー | 内容 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 金柑ハイボール | ジョニーウォーカーブロンド/金柑/ソーダ | 900円 |
| ツムギグレープ | TUMUGI/白ブドウ/ソーダ | 900円 |
| ツムギジンジャー | TUMUGI/ジンジャー/グレープフルーツ/ソーダ | 900円 |
| コロナエクストラ | ビール | 700円 |
| コロナ セロ | ノンアルコール(0.0%) | 700円 |
私はコロナエクストラ(700円)を注文しました。ノンアルコールのコロナ セロも同じ価格で選べるため、お酒が苦手な方や、ペースを落としたいときにも安心です。



| 店名 | INACHIKA stand(イナチカスタンド) |
| 公式アプリでの表記 | イナチカスタンド |
| 場所 | 福岡市中央区天神1-10-20 天神ビジネスセンタービル 地下2階「天神イナチカ」内 |
| 営業時間 | 11:00〜23:00(公式アプリの表示) |
| 注文内容 | コロナエクストラ(700円) |
にぎわう参加店に、イベントの定着を実感
金曜の夜とあって、周辺の店はどこもにぎわっていました。中でも、タチノミストの参加店のにぎわいが際立っていました。INACHIKA standの席は満席です。近くの参加店「岩瀬酒場」も満席でした。一方、ほかの店には空席もちらほら見られます。
サコッシュを受け取る参加者の多さも印象的でした。1軒目から3軒目まで、立ち寄ったすべての店で、サコッシュを受け取る方の姿を見かけました。3軒のはしごが、多くの参加者にとって無理なく達成できる目標であることが分かります。
タチノミストは、2026年5月に第10回、今回の10〜11月に第11回が開かれています。参加店に人が集まる様子から、年に複数回開かれる福岡の恒例イベントとして定着していると感じました。
選んだのは、閉館を控えるPARCOとのコラボサコッシュ
スタンプが3個たまり、ついにサコッシュを受け取りました。選べるデザインは、福岡PARCOとのコラボと、いいちことのコラボです。いいちこは、大分県宇佐市の三和酒類が造る麦焼酎です。
どちらも魅力的でしたが、私はPARCOコラボを選びました。ネイビーの生地に、赤い文字で「Hey! PARCO」とプリントされたデザインです。その下には「パルコらしさは、止まらない。」の一文と、「TACHINOMIST」のロゴが入っています。いいちこコラボは、黒とライトグレーの2色が用意されていました。PARCOは2027年2月に閉館を迎えます。館内のポスターにも「一度限りのコラボレーション」とあり、このデザインは今回だけのものです。その記念として、手元に残したいと考えました。


3軒の合計金額は2,360円
サコッシュの獲得条件は、スタンプ3個です。つまり、3軒をはしごすれば、1日で受け取れます。今回の3軒の内容と金額は次のとおりです。
| 店舗 | エリア | 注文内容 | 金額(税込) |
|---|---|---|---|
| FUKUOKA CRAFT BREWING with COMATSU | 博多 | COMATSU Pale Ale(持ち帰り) | 660円 |
| stand GRETEL | 天神南 | タチノミストセット(黒霧島) | 1,000円 |
| INACHIKA stand | 天神 | コロナエクストラ | 700円 |
| 合計 | 2,360円 | ||
2,500円もかからずに、3軒のはしごとサコッシュの獲得ができました。1軒目は駅ナカのクラフトビール、2軒目はおつまみ付きのセット、3軒目は締めの1杯です。お酒を飲みたい、食事も楽しみたいなど、その時々の気分に合わせて店を選べるのも、タチノミストの魅力です。
立ち飲みの魅力は、カジュアルさと手軽さ
3軒を回ってみて、改めて感じた立ち飲みの魅力は、何といってもカジュアルさです。一人で飲みたいときは、何も気にせずふらっと店に入り、さっと1杯楽しめます。気心の知れた仲間となら、気を遣わずに、肩の力を抜いてお酒を楽しめます。一人でも、仲間とでも、そのときの気分に合わせて使える手軽さが、立ち飲みならではの良さです。
立ち飲みは、知らない人との会話が生まれる場所
今回のはしご酒で改めて感じたのは、立ち飲みならではの距離の近さです。1軒目では、見ず知らずの参加者と自然に会話が生まれました。2軒目と3軒目でも、軽く声をかければ会話を楽しんでくれそうな、和やかな雰囲気の方がたくさんいました。
また、タチノミストは、1杯だけでも、これまで知らなかった店に入るきっかけをくれます。普段なら通り過ぎてしまう店の扉を、気軽に開けられます。新しい店や人との出会いが、福岡の街をもっと好きにしてくれるイベントです。
飲酒運転は絶対にしない・させない
お酒を楽しむイベントを紹介する以上、どうしてもお伝えしたいことがあります。それは、飲酒運転を絶対にしないことです。
福岡では、2006年8月25日に、海の中道大橋で飲酒運転による痛ましい事故が起きました。この事故で、幼い3人のきょうだいが命を落としています。2011年には粕屋町で、高校生2名が犠牲となる事故も起きました。2026年は、海の中道大橋の事故から20年の節目にあたります。
福岡県では2012年に飲酒運転撲滅の条例が施行され、県を挙げた取り組みが続いています。事故の件数は当時より大きく減りました。それでも、飲酒運転はいまだになくなっていません。
車での移動が日常になっている地域ほど、「少しだけなら」という気の緩みが生まれやすいかもしれません。しかし、たった一度の判断が、取り返しのつかない結果を招きます。このような事故は、福岡でも九州でも、二度と起きてはならないと私は考えています。
はしご酒を楽しむときは、次の点を必ず守ってください。
- 移動は電車・地下鉄・バス・タクシーなどの公共交通機関を使う
- 車で出かけた日は、お酒を飲まない
- 自転車も飲酒運転の対象になる
- 飲みすぎた翌朝は、アルコールが残っている可能性がある
- 一緒に飲んだ人にも、運転させない
福岡県が掲げる合言葉は、「飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!そして見逃さない!」です。おいしいお酒を、安全に楽しみましょう。
まとめ:タチノミストは一人でも仲間とでも楽しめる参加型イベント
博多駅からスタートしたタチノミストのはしご酒で、分かったことをまとめます。
- 参加費は無料で、「タチノミストで来ました!」と伝えるだけで参加できる
- スタンプ3個でサコッシュがもらえ、今回は3軒・合計2,360円で獲得できた
- 博多駅は仕事帰りに立ち寄りやすく、はしご酒のスタート地点に向いている
- 初日の夜は人気店が混むため、近くの参加店へ柔軟に切り替えるのがコツ
- 店によっては、店頭でのお酒の購入でもスタンプがもらえる
- 一人でも複数人でも参加でき、同じ台紙を持つ参加者同士で自然と会話が生まれる
九州には、日本酒や焼酎、クラフトビールなど、魅力的なお酒がたくさんあります。立ち飲みは1軒あたりの滞在が短いため、色々なお店の料理とお酒を少しずつ楽しめます。食の街・福岡にぴったりのイベントです。
年齢を重ねるほど、目的もなくお酒を飲みに出かけるのは難しくなります。仕事や家庭のことがあり、自由な時間は簡単には作れません。
だからこそ、自分のための時間を意識して作ることが大切だと私は考えています。そんなとき、タチノミストは「行く理由」になってくれます。本当に酒を酌み交わしたい仲間を誘い出すには、ちょうど良いきっかけです。立ち飲みというラフなスタイルなら、気負わずに声をかけられます。仕事帰りの数時間を、自分らしく過ごす。そんな「my time」を楽しむ選択肢として、タチノミストをおすすめします。
TACHINOMIST11は11月15日(日)まで開催されています。まずは仕事帰りに1軒、気になるお店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。そして、ぜひサコッシュの獲得を目標に、3軒のはしご酒を楽しんでみてください。
※飲酒運転、および二十歳未満の飲酒は法律で禁止されています。はしご酒は公共交通機関で楽しみましょう。
